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最近の症例~進化する身整式~

2025.10.05

自律的な筋機能~「腰痛、むち打ち症、膝、股関節の変形、側弯症、自律神経の乱れ」改善への視点 「骨格筋の自律的な制御作用」という存在

自律的な筋機能 
「腰痛、むち打ち症、膝、股関節の変形、側弯症、自律神経の乱れ」改善への視点
「骨格筋の自律的な制御作用」という存在

自律的とは無意識下で無自覚のうちに作用していること、一方、意図的とは自覚のある意識的なものです。私たちは「骨格筋は随意的である」という理解の過程で、その中に自律的な無意識レベルの作用があることを見逃していることに気付くべきです。
なぜなら、ここに科学の盲点が生じるからです。

特に、腰痛やむち打ち症など身体の痛みを改善するには、骨格筋の機能に「自律的な制御作用」があるということに注意する必要があります。
なぜなら「骨格筋は随意的である」ということを意図的という意味だけで見て自律的制御作用に問題があることが分からないからです。

前回、直立二足歩行を可能にしたヒトの身体の筋機能について目を向けて頂きましたが、それは、ここに腰痛や関節の変形、側弯症、の改善に向けたヒントがあることにまず注意を向けて頂きました。

私たちは、歩くときも階段を登るときも、降りるときも身体の重心を保つことがそれほど難しいものであるとは感じていません。
しかし、棒を垂直に立たせておくことは難しいはずです。また縦長のものを重力下で立てられたとしても倒すことは容易です。
直立に立って歩き、さらに走れるという重心が自動的に制御されているということに、慎重に注意を向けたとき、そこには「自律的な制御作用」があることが分かります。

この重心の制御作用は「骨格筋は随意的である」、イコール「意図的である」という意味にとられがちであったため、そこに自律的に無意識レベルの筋機能があるということには充分な注意が向いて来ませんでした。しかし、この制御作用は運動神経や感覚神経に内在している反射系においてそれなりに認識されていたことも解剖学的な事実です。
たとえば体性反射の多くはこれに関係しています。脊髄を介した膝蓋腱反射や、拮抗筋における交差性反射などの存在は重心を自律的に制御するためのものと言えます。

これらは脳の判断を仰ぐことなく自律的な反射作用であり、明らかに身体の重心を自動的に一定レベルまで制御するためのものということが言えます。骨格が歪み変形していくとき、腰痛の原因となる筋機能のバランスが崩れたとき、この制御作用が乱れたことに関係しているのです。

ゆえにこの重心制御作用を可能にした体性反射を正しく応用してみようというのが身整式の見方です。

これらの反射作用の現れが、様々な徒手療法の歴史の中で見られてきたのです。なぜなら身整式は様々な徒手操作で身体の整復反応が現れる理由を重心制御作用の筋機能の中から見つけ出すことばかりしてきました。
世界中の徒手療法の効果があったときを突き詰めて見るならば、必ずこの自律的な重心の制御作用に合致したときであると断言できます。
その事実の追求によって「身が整う仕組み、身整式(商標)」というものになってきました。

しかし残念ながらそれら世界中の徒手療法は、この自律的な筋機能に気付くことが出来ませんでした。

ここに注意を向けることは実に難しいのです。2003年アトムが誕生できなかったのと同じくらい、ここに科学の盲点が集約されていたからです。

ゆえに今日、医療的にも、リハビリとしても、トレーニングにしても骨格筋は意図的(意識的)に訓練するものという偏った思い込みがあります。

ここで重要なのが合気道という訓練手段です。これは無意識レベル(自律的な重心制御作用)の骨格筋機能に従うように意図的な筋機能を使うことを訓練しています。

↓左2写真~合気道の坐技呼吸法(坐り相撲、自律的な筋機能と一体化した動きで相手を投げることができる)と、右端写真~身整式による、自律的な筋機能を刺激する脳性麻痺のリハビリの一例。側弯症の予防としても続けている。

2025.09.28

「よく分からないけど、ゴガミ行くとよくなるのよ」 身整式はあらゆる徒手療法、リハビリ法の「いいとこ取り」です。

「よく分からないけど、ゴガミに行くとよくなるのよ」
当院の身整式は、あらゆる徒手療法、リハビリ法の「いいとこ取り」です。
(写真はいいとこ取りした参考文献のごく一部)

これについて私も好い言葉や表現方法が見つかりません。ゆえにHPやブログなどであれこれと様々な視点から説明してきました

身整式は、抗重力・重心制御作用によって、
身体を支持し姿勢を維持する、関節を正常に保つための筋機能の特徴を見極め、
従来の徒手療法の効果のあったときの仕組みを(整復反応)を見極め、徒手療法の一切を体系化したので、効率よく痛みや関節の状態を改善し、さらに変形の進んだものでも、体幹インナーマッスルや各関節の抗重力筋を、膨張作用を引き出せる体操法によって改善に導きます。

抗重力筋の「膨張作用」!これが大きな発見!・・・、姿勢はこれで維持されるからです。関節の隙間もこれで開き変形の予防に効果がある。萎縮した骨格筋を徒手で整復拡張し、抗重力筋の膨張作用を引き出します。
さらに変形の進んだものは体操で抗重力筋の膨張作用を訓練して予防改善をします。

あらゆる徒手療法とは?
カイロプラクティック、オステオパシー、長生術、操体法、筋膜リリース、ボバース法、シュロス法、などの効果のある整復反応を集約したのが「身整式」

自宅で行う体操も膨張力を引き出すもの。
病院のリハビリとは視点が違います。これまでの筋収縮の訓練を筋膨張力の訓練へ移行します。即ち、関節が広がる抗重力筋の膨張力を引き出す体操です。ゆえに段階的に「側弯症」を「関節の変形」を改善できる例が多くあります。

さらに老化していく姿勢をよくしたり、体力が若返ったりする方もいらっしゃいます。

身整式の抗重力重心制御作用の筋機能を理解すると、筋機能の反応系や自律神経系の反応から、これらすべてが体系化して見えるようになります。
すると従来の徒手療法に一切も体系化します。様々な手法が効率よく使えます。

この記事の詳解ブログは写真下のリンクから

2025.07.06

最新のブログ更新しました

膨張力という自律的な「筋機能」―見逃されてきた筋機能の真実―

リハビリの効果が出る方、リハビリの効果が出にくいもしくは悪化してしまうのはなぜか?~膝・股関節の疾患がある方やスポーツをしている方でも当てはまるお話です~

2025.04.17

膝・股関節の変形、側弯症を改善できる運動学、自律神経の乱れを整えるインナーマッスルの運動学〜身整式〜詳解動画は左QRコード、↓リンクから見ることができます。

下写真は側弯症と自律神経の乱れの方
調整体操前上写真
調整体操後下写真
どなたでもその場で改善の具合を写真で確認します。


2025.03.02

「痛くなったら安静にしてください」 「痛い場合は直ちにやめてください」等々をお願いされる体操・リハビリ・エクササイズにはご注意!

「痛くなったら安静にしてください」
「痛い場合は直ちにやめてください」・・・
等々をお願いされる体操・リハビリ・エクササイズにはご注意!

なぜよく紹介されるリハビリ体操で痛くなることがあるのか。



~以下、ブログから抜粋~

現代医学の思い違い、「筋肉は収縮によって鍛えられる」
つかまったり、座った姿勢から病み上がりの人にもできそうな運動に見えるが、

これらは外側の収縮主体の動作(力むほど関節を狭めやすい)であるため、内側の膨張力(関節を広げる力)を引き出す動作にはなっていない。
故に「痛みが強くなったらやめてください」という注意書きが添えられている。


身整式の視点~狭くなった関節は、筋肉の内側の膨張力を中心とした動作から始めなければならない。
関節を広げ変形を予防改善するには「筋肉の膨張力」を促す体操で
関節を広げるしかない。

その理由は?
どんな体操をするの?
その症例の変化は?
これらの詳細な話しは、以下写真下の↓ブログリンクから
↓脊柱側弯、股関節、膝関節の変形を予防できる「身整式の運動学」↓



左膝の痛みで正座ができない(下2枚目写真)。階段を降りる時、長く座った後立ち上がる時に特に痛む。
病院では初期の変形性膝関節症、手術の必要はない。シップと痛み止めで経過観察中。
  うつ伏せで膝から足首が右に傾く。(下1枚目写真)
(下3枚目、4枚目写真)身整式の調整体操後、うつ伏せで足の位置が正しく真ん中に戻る。すると膝が曲がり始める。その場で変化が伺えます。


#水戸整体#柏整体#水戸整体とは違う身整式側弯自律神経症#柏整体とは違う身整式側弯自律神経症

2024.12.01

骨格の変形や歪みを改善していくための筋機能の見方「身整式」

関節の変形を改善しよう、老化を防ごというリハビリ運動は推奨されつつあります。

 

しかし、その一方で、

実際に、リハビリ運動をしてみました。

ところが痛みが増してしまいました。

しばらく安静にしましょう。と、安静にしているうちに体の動きが悪くなってきてしまう。

この様な経験をお持ちの方、少なくないと思います。





現代医学の中に関節の変形や骨格のゆがみを改善できる筋機能を駆使した運動学というのは厳密に見てありません。



なぜでしょう?



それは、直立二足歩行という視点から、筋機能を見ることがなかったために、リハビリや運動療法について、より適切な方法を導くことができないでいるのです。

直立二足という直立で立っていられる構造力学を可能にした「人の体」の機能的な仕組みについて、科学は深く注目したことがありません。

「身整式」は、骨格の変形や歪みを改善していくための筋機能の見方をブログで公開しています。
その内容や、実際に身整式で改善した症例も紹介中。

骨格の変形や歪みを改善していくための筋機能のキーワードは
筋肉の収縮力ではなく、「筋肉の膨張力」

詳しくは↓緑色のリンクボタン、
骨格の変形や歪みを改善していくための筋機能の見方「身整式」、をクリックしてください。

実際の症例
上写真2枚膝関節症の方、下2枚頭痛めまい肩こりの胸椎・頚椎の歪みの方、それぞれの身整式調整と体操の前後変化の写真

2024.07.25

脊柱側弯、股関節、膝関節の変形を予防できる「身整式の運動学」

身整式が考える「赤ちゃんの運動学」(左図、生後7か月の頭の保持と手足の協調運動)
から生まれた、
脊柱側弯、股関節、膝関節の変形を予防改善できる「身整式の運動学」と身整式の調整法

身整式の運動学のエクササイズ一例、下図(身整式の運動学の詳細ブログのリンクは写真例の下から)

中写真、膝の痛み(正座不可)の調整前後写真

一番下、慢性の膝に痛み(正座不可)に加え、右腰の急性腰痛(いわいるぎっくり腰)の調整前後写真

#水戸整体#水戸整体とは違う身整式#柏整体#柏整体とは違う身整式

2024.03.01

脊柱側弯、股関節、膝関節の変形を予防できる「身整式の運動学」

手術にいたるまで、関節の変形を予防改善できる有効な運動療法、リハビリは意外にありません。

ヨガ、ピラティス
元気がある人の運動、20~30代から継続して運動をしている人にしかできない。つまり痛みがある人、故障を抱えている人、病み上がりの人には難しいと判断できる。


病院のリハビリ
一方リハビリとして考えられている運動でも誤りが多い。
筋肉は内側の膨張力を中心とした動作から始めなければならない。つかまったり、座った姿勢から病み上がりの人にもできそうな運動に見えるが、これらは外側の収縮主体の動作であるため内側の膨張力を引き出す動作にはなっていない。故に「痛みが強くなったらやめてください」という注意書きが添えられている。

現代医学の思い違い、「筋肉は収縮によって鍛えられる」

変形を予防、改善するには「筋肉を膨張させる訓練」をさせなければ正常な関節に戻らない、という真実

筋肉の膨張力が、狭くなって変形した関節を拡張させる。

身整式では内側の体幹インナーマッスルを適切に膨張させることのできる動作をとにかく探しました。ほとんどの運動は骨格筋が外側から動いて、収縮してしまうものが圧倒的に多く、膨張させることに成功した動作というのは限られてきます。しかしこれを探したからこそ骨格の変形を予防できる運動学に至ったのです。


赤ちゃんの動作は内側の骨格筋を膨張させるのに大きなヒントがあります。
(詳細は下記ブログリンク、身整式が気づき考えた「赤ちゃんの運動学」)

手をバンザイすることで、肋骨を上げた状態で、深部起立筋群を膨らませる(深部筋膨張誘導反応)その下写真2例、この体操と身整式の調整を受けた腰痛による側弯の改善例と膝関節症の改善例

2023.11.05

気圧病・気候病、更年期自律神経系の悩みと、そのリハビリになるインナーマッスルトレーニング

今年は酷暑が長く、最近の朝夕は急に涼しい日が出てきたせいで、
いわゆる気圧病気候病(頭痛、、めまい、だるさ等々)、自律神経系の不調(ホットフラッシュ、不眠等々)が男女問わず増えています。

写真女性は、繰り返す頭痛が悪化、
最近、何でもないときに急に大汗をかく(ホットフラッシュ)で病院へ診察、更年期障害と診断を受ける。

1回目調整後、下腹部や脚が温かくなる。その後2回目以降ホットフラッシュが軽くなり、頭痛が減る。

自律神経の安定には脊柱を支える深層起立筋群を、赤ちゃんから学ぶインナーマッスルトレーニングによりやさしく訓練することで根本的な改善になっていきます。(赤ちゃんの動きからヒントを得たものなので、きつくなく誰でも行うことが可能です)
あなたに合った日々の体操が体質を変えていきます。

身整式の治療の特徴として、1、手足の調整から表層筋や筋膜を整え、2、表層筋が整った時点で、深層起立筋群が反応する抗重力作用姿位(立位、イス座位、仰臥位、腹臥位など個人の特性に合わせて行う)で体幹深部筋群まで調整し、3、赤ちゃんから学ぶインナーマッスルトレーニング(↓詳しくはブログへ#赤ちゃんから学ぶ運動学)から老若男女行える体操指導で、段階的に体質は変化していき、よくなられても元気増強として、月に1,2度通われる意識の高い方もいらっしゃいます。

上記症状で11月12月無料相談
「ホームぺージの無料相談を見た」と伝えてください
水戸院029-225ー0528 柏院04-7164-0508~〈各院3名まで〉

#赤ちゃんから学ぶインナーマッスルトレーニング、#気圧気候病・更年期自律神経系の悩みのリハビリになるインナーマッスルトレーニング、#起立筋群と原因不明疾患症候群、#間違えやすいインナーマッスルトレーニング、#骨格の変形を予防できる運動学
#体質を改善できるインナーマッスルの運動学

2023.11.05

#対症療法では手に負えない痛み、症状 #骨,腰椎の変形が進行していく腰痛

#対症療法では手に負えない痛み、症状
#骨,腰椎の変形が進行していく腰痛

写真女性は長年にわたり長時間のデスクワークでの慢性腰痛、過去に数回ぎっくり腰を経験している。そのたび、腰椎症、すべり症等診断を受けてきたが手術の適応ではないとしてシップと痛み止め経過観察を繰り返してきた。
今年になり腰痛がまた悪化したので病院へ行くが、そこで今回初めて側弯症と診断される。
このように、対症療法では一時的によくなっても、筋骨格の歪みが残り、腰痛を繰り返すことで、筋膜や表層筋のひどく硬化が進行し、脊椎や腰椎の側弯症にまで発展するケースは珍しくなく、特に女性に多い。(股関節や膝関節の変形症も、実質的な原因は筋機能の歪みによる筋膜の硬化といえる)
身整式の治療の特徴として、
1、手足の調整からこわばった表層筋や筋膜の筋機能の歪みを整え、
2、表層筋が整った時点で、深層起立筋群が反応する抗重力作用姿位(立位、イス座位、仰臥位、腹臥位など個人の特性に合わせて行う)で体幹深部筋群まで調整し、
3、赤ちゃんから学ぶインナーマッスルトレーニング(↓詳しくはブログへ#赤ちゃんから学ぶ運動学)老若男女行える体操指導で、大きく姿勢が改善。
よくなっても、月に1,2度通うことで選手寿命が延びた方、正座ができるようになった方、杖がいらなくなった方、休職していたが復職された方等々がいらっしゃいます。

写真説明
左写真、一回目調整前、真ん中写真、一回目調整後 
1回目の治療と身整式の側弯エクササイズで背骨の位置が変化し始める。

右写真、
身整式の純粋なインナーマッスルトレーニングを自宅でもするようになって2か月後 

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水戸院029-225ー0528 柏院04-7164-0508

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