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ようこそ身整式へ

「身整式」(平成29年11月17日付 商標登録第5996626号)療法
「身が、整う、仕組み(式)」=身整式

このHPは皆様がご自身のお体のことを考えるテキストとしてご活用下さい。



身整式とは?

変形性膝・股関節、側弯症を改善できる運動学

自律神経の乱れを改善する・インナーマッスルの運動学

医学が気付かない筋肉のはたらき抗重力・重心制御作用 ②筋機能の土台膨張力
「この深部起立筋群の膨張力で姿勢維持が可能・自律神経の安定にも深く関与」

膝・股関節の変形の改善・予防 側弯症の改善・予防 (手術を回避できた事例多数)
フレイルロコモ真の予防・改善法とは?老化による身体の機能の衰え、リハビリの欠点・注意点
自律神経系の乱れ(うつ、パニック障害、不安障害)を克服
長引く腰痛むち打ち症など慢性痛を改善したい!

筋機能は、収縮力より膨張力を基本に見ることで、今まで変化しにくかった疾患も早く改善してくる。

スポーツ障害・野球肘野球肩テニス肘シンスプリント
関節障害・腱鞘炎成長痛オスグット)、足底筋膜炎

まず膨張していなければ骨格筋は効率的に収縮できない。
故に萎縮した関節の支持筋は収縮力ではなく膨張力を引き出すことが回復のヒント。

「痛みが出たら、強くなったら、やめてください」というリハビリは収縮させているからで、多くの変形や痛みはここに起因する。医学が見逃している事実。

Ⅰ.「身整式」療法―今までにない4つの特徴

1.どこが痛くても全身の「筋」をやさしく調整

理由)手を振らないで歩くことは歩き難い。手足は生活上ほとんど同時に動きます。全ての筋が一つの重心を常に保っています。
「痛くない復元反射」で、お子さんでも安心して受けられます。いわゆる整体ではありません。
「身整式」施術の様子・動画クリック

2.病院の診断よりも早く回復することが多い。

理由)通常、悪いところだけ(むち打ち症は頸椎・首、腰痛なら腰椎・腰)を見ますが、身整式は全身(重心を司るすべての筋機能)を見てその因果関係を調整します。
病化図↑上バナーをクリック、悪化の進行や回復の目安を示しています。

3.とても多くの症例に効果を示す。

理由)そもそも、身体の「治癒力」は重心を制御する「全身の筋」機能と密接に関係しています。例えば、疲労やケガ・痛みや病が姿勢を崩す、というのもその証拠。
各症例1から10をクリック↓で効果の実例を見ることが出来ます。

4.効果のある理由が背中の写真で確認できる。

骨粗しょう症が進行し圧迫骨折を経験、後遺症から背筋が伸ばせない 。腰痛を繰り返すようになる

調整後、背筋を伸ばせるように

なぜ四つのうれしい特徴があるのか?

医学は骨格や筋肉に関連した疾患を苦手にしてきました。高齢化が進む中リハビリ運動も様々に工夫をしていますが、どういう訳か?「痛みが出たらやめてください」というものばかりです。だから案外やれる運動は、年齢とともに、変形が進むとともに、少なくなっていきます。

身整式は、フレイルやロコモに至らないためのリハビリ運動を、側弯症が改善できるエクササイズ法を、変形が進む股関節・膝関節を改善できる、炎症があっても始められる運動法を、インナーマッスル(抗重力筋・膨張力主体)とアウターマッスル(収縮力主体)の特徴から創案しました。

純粋なインナーマッスル運動は炎症があっても始められ、痛みから解放されていきます。リハビリのほとんどが筋を収縮させるから痛みが増しやすいのです。

実は現代の医学は、抗重力筋に膨張力があることをはっきり認識していません。筋肉を収縮という視点でしか見ていなかったために筋肉を収縮させるような運動ばかりに目がいっていて、変形を改善できるように動かす膨張力重視の運動・動作が分からずにいます。

骨格は収縮作用の強いアウターマッスル(補助的・重心制御作用の筋)のアンバランスから歪み始めます。その後この歪みはインナーマッスル(主体的・抗重力・重心制御作用の筋)の膨張力を抑制し、関節が摩耗し、炎症が起き、そのあと関節の変形が進みます。

脊柱側弯症
老化による姿勢の崩れ、体の動きの低下(ロコモ・フレイル)
膝・股関節、変形していく関節、長引く腰痛やムチウチ症・首肩の痛み・・・など
手術という最終手段までこれらには具体的な改善法がないと思いませんか?
また手術によって、身体が抱えている状況の全てが解決するのではありません。手術後もインナーから膨張力を戻す必要があります。(特に術後の経過が思わしくない場合)

純粋なインナーマッスルの訓練は自律神経系にも深い影響を与えます。鬱、パニック障害、不安障害などの改善にも欠かせないリハビリ運動法でもあるのです。

「純粋な!」と断ったのは、昨今のインナーマッスルの訓練は、収縮主体であって、膨張力を引き出す動作になっていないからです!

側弯症 調整前

側弯症 調整後

側弯症 1か月後

側弯症 調整前

側弯症 調整後

頭痛・生理痛・デスクワークをしている

調整後

調整したあと更に、身整式体操指導後

自律神経系の悩み・症状 調整前

調整後+身整式体操後

右腰部から股関節にかけての激しい痛み・歩行も困難に

調整後

3回目調整後激しい痛みがなくなり、20分の散歩が可能に

ヒトの「抗重力―重心制御作用」図身整式は「三次元」予防医療

重力の働く環境で、棒を垂直に立たせておくことは難しい

ヒトは簡単に立っていられる

ヒトの「抗重力―重心制御作用」の発見

重力の働く環境で、ヒトが簡単に立っていられるのは精巧な筋肉の重心制御作用のおかげ。

この精巧な筋肉の作用が崩れた時、体の痛みや不調が起こるのです。

  • (1)腕のも足の動きに同調、重心を保持
  • (2)体幹筋力中心軸を保つ
    構造物の「重心は一つ」動いても協調・姿勢維持すべての支持力によって「重心」は形成され「制御」されている!
  • (3)脚の筋力立ち上げ、動く

A全身の「筋」支持力が、重心を保ち、倒れないように支持。(抗重力―重心制御作用)
Bこの協調性の崩れが中心の骨格である「脊柱」に現れる。(抗重力―重心制御作用の不和)

「抗重力―重心制御作用の不和」(身体が歪むメカニズム)の原則

Ⅱ.抗重力―重心制御作用について(誤認されてきた現代史)
 -専門家でも目が向かない「地球の重力」と「人の重心」

「抗重力―重心制御作用」の重要性を、正しく認識して頂くために、先ず考えて頂きたいことがあります。

ここを始めにしっかり考えて頂かないと、この「HP記事のすべて」は価値がないモノに思えてしまうのです。
そして、「なぜ痛みは慢性化しやすく改善されにくいのか」という疑問も、永遠のテーマになってしまいます。

実は専門家でも、気が付いていない身体の痛みに対する「勘違いされている健康常識」があるのです。

では、次の質問にお答えください。

●質問一

宇宙を漂う宇宙戦艦ヤマトの甲板にコダイくんとユキちゃんが立ち、愛を囁き合っている」とします。
このアニメーションの場面を想像して「何か変だ!」(物理的な意味で)と、あなたは思いますか?
YES,NO,

●質問二

現代の「直立二足歩行ロボット」は、東京タワーの階段を「鉄腕アトム」のようにスイスイと登り降り出来る。
「イエス」と「ノー」どちらですか?(これも物理的な意味で)

質問一の答えは「NO」です。無重力状態で宇宙船に安定して立てる訳がありません。
「宇宙に漂う」といっても「大海原を晴れた日に漂う客船の甲板」とは違うのです。地球上の海と宇宙を混同して作者は想像してしまっているし、見る側も同じように思ってみていました。

質問二の答えは「ノー」です。現代の二足歩行ロボットは「鉄腕アトム」(アトムは2003年誕生予定であった)のように安定した歩行がまだ難しいのです。ゆえに段差のスムーズな昇降移動は苦手です。一定の高さの段差を登ることには成功していますが、少々急な連続した階段では転んでしまうでしょう。重心を安定させるのに必要な柔軟性もまだ創出できていません。ロボットは硬いのです。柔よく剛を制す、と言うように重心安定には柔軟性が不可欠です。本来、垂直に立って歩く(各種運動可能)という物理的構造体(人体構造)を創出することはとても難しいのです。
(最新鋭のロボットは雪道を歩いていますがやはり、膝をまげて、O脚で歩行が可能になっています。)

質問一の誤認は、無重力現象の経験が少なかったために起きたこと。

質問二の誤認は、我々人類は、元気なとき「歩くことが難しい」と思ったことが無いからです。
ヒトは知らないこと、簡単に感じていることに関心が向きません。ここに錯覚が生じるのです。
この錯覚の上に「アニメーション」が想像された、という「誤認想像の歴史」に注意する必要があります。
なぜなら、歩くことを難しく感じることなかったために「医学(科学)」はヒトの身体の運動器系における「筋機能」について、皆さんが考えているほど、本質的な研究が進んでいないのです。
ここに医学が「身体の痛み」や「不定愁訴」について苦手にしてきた理由が示唆されています。
この錯覚と同じように、身体に対する認識においても、実は、度々、誤解を繰り返しているのです。
多くの健康法が現れては消える理由も、これで肯けるところがあるのではないでしょうか。

この記事の詳解は「重心制御ブログ」で読めます。↓下をクリック↓

●自律神経系の症状(分離不安症)

右骨盤が下がる
(右PI腸骨)
仙骨下部左捻じれ
調整後、右PI腸骨、仙骨下部左捻れが正される

●右足首捻挫(大学生女子バレーボール部)

調整前右足を庇って右骨盤が上がる
調整後坐りやすくなる
  • 人は歩くとき、必ず手を振って歩く。
  • 手を振らないで歩くことは歩きにくい。
  • 全身の筋肉は常に協調性もってバランスを保ち、一つの重心で動く。
  • 腰が痛くても腕の筋肉も調整するし、首が痛くても脚の筋肉も調整する。歩くとき手足が同時に動くのは一つの重心を保つため。
  • すべての筋肉がこのことに関わってる。
  • 部分的に見ると大局(本質)を見失う。
  • 体は部分的に歪むことはありません。

詳しくはここをクリック→「一つの重心」ブログ

●ぎっくり腰

左骨盤が下がる
(左PI腸骨)
仙骨下部左捻じれ
調整後骨盤の変位が正される

●側弯症

調整前
身整式体操後
身整式調整後とで正されてくる

側弯症の相談窓口ブログへはこちらをクリック

A 詳細解説文へ

Ⅲ.「抗重力―重心制御作用の不和」(からだの歪み)から見た各症例

「抗重力―重心制御作用」不和を脊柱(脊髄中枢神経系)から各症例を見る。

頭部から頸椎、上部胸椎、肩甲骨の歪み (首から肩甲骨の不和)
関連症例、

頚椎症 頸椎ヘルニアの疑い1

頚椎症 頸椎ヘルニアの疑い2 調整後

頚椎症 頸椎ヘルニアの疑い3 2回目調整後

左腕の痛み・五十肩(左腕が上がらない)

左腕の痛み・五十肩 調整後

左腕の痛み・五十肩左腕の痛み・しびれ 頸椎ヘルニアと診断を受けている

左腕の痛み・五十肩左腕の痛み・しびれ 頸椎ヘルニアと診断を受けている 調整後

左腕の痛み・五十肩左腕の痛み・しびれ 頸椎ヘルニアと診断を受けている 1か月後痛みが減り、しびれの範囲が狭まる

朝、寝違えて首が痛かったのが、背中まで痛くなってくる

調整後背中の痛みが減ってくる

上記の症状は別々ではなく関連が深い。

中部、下部胸椎の歪み
関連症例

腰椎、骨盤、股関節の歪み
関連症例

重心制御作用全体の因果関係
関連症状

構造物には重心があるという「構造上の面」から「各疾患の関係」が分かるように、このように説明させて頂いていますが、現代医学のように「細分化」型の視点から、症状を追いかけると「全く構造上の面が置き去りになる」ということに注意が要ります。
一方で、構造を捉えるといいても「宇宙戦艦ヤマト」や「二足歩行ロボット」開発の例に見るように、構造上の機能的な仕組み「抗重力―重心制御作用」については、事実上、現代科学の思考力だけでは理解が難しいのです。
重心について理解が進むには、まだ多くの時間が掛かります。

B 「よくなる」(好転)ということについて(ブログ記事でお読みください)

症例集の紹介等は「よろこび」の声ではありません。「痛み」や「不調」「病」を克服したことはうれしいことですがこの喜び以上に、ここから何を学ぶか学んだかがとても重要です。(そのため予防体操指導を重視)人生は長いのです。一度よくなられた方が、あそこに行けばすぐに直してもらえると安易に考えられて次に来られた時、非常に難しい状況になっていた場合、私どもはほんとうにつらいのです。(来られた人を見捨てるようなことではありません。そこから明日を考えます)私たちは生身の体で生きているのです。心と体を大切に考えましょう。

Ⅳ.身整式療法とは

身整式とは直立二足歩行をするヒトの身体を、「抗重力―重心制御作用」という機能概念から、「一個体としての統合的な骨格筋機能」を解き明かし、「身体の歪むメカニズム」を明らかにした、ヒトの身体における「運動学的神経生理概念」です。
その動的構造維持における筋機能を、

というように、「軸肢体」と「動的四肢体」という二つの根本機能に分けて精査することで、「身体の歪むメカニズム」は明らかになりました。その上で、従来の各手技療法である、整骨法、オステオパシー、カイロプラクティック、長生術、(主に体幹軸系手技法)無痛バランス療法、均整法、操体法(主に手足、四肢系手技法)などが実在してきた理由となる「筋―関節―運動神経反応」による「効果法則」を合気道技法の関節における理合を通じ、明らかにして、より合理的に体系化された「調整手法」と「体操法」を持ったのが「身整式療法」です。

Ⅳ-a.身整式重心調整療法、「身体の歪むメカニズム」に則した「手技体系」

1、「体幹軸―重心制御系」

A「脊柱起立筋群調整法」
(オステオパシー、長生術、カイロプラクティック、ボバース手法などから応用)

B「呼吸筋群調整法」
(長生術一般操作法、ボバース手法、シュロス法、などから応用)

2、「動的手足―重心制御系」

C「四肢交差性筋群調整法」
(無痛バランス療法などから応用)

D「手掌手首・足関節、足指・巧緻筋群調整法」
(オステオパシー、ボバース手法、操体法などから応用)

Ⅳ-b.身整式検査法(主なものを一部紹介)

1.体幹軸―重心制御系検査法

呼吸筋群のアンバランスを精査

起立筋群の歪みを検査

2.動的手足―重心制御系検査法

肩甲骨の高さ
上角の位置
肩甲骨の高さ
内縁
肩甲骨の高さ
下角の位置
肩甲骨の高さ
上角と下角を結ぶ位置、右が下がり 左が上がる
同じ高さで腕を上げているのに(同じ割合で肩甲骨周辺の筋肉が収縮しているはずなのに)
肩甲骨の高さが違う。

下方向矢印

肩甲骨の上角や下角の位置から例えばこの様な筋肉のアンバランスを見極めています

大峰閣「骨格筋の形と触察法」より抜粋

胸椎の変位 胸椎の変位 胸椎の変位 胸椎の変位
これらに関連付けて胸椎の変位も同時に見ている
―関連する症例―
首・肩・背中の痛み、自律神経系の失調、小児喘息、胃腸の疲れなど
骨盤の高さ 腰椎の変位 腰椎の変位 腰椎の変位
L4~L5の腰椎棘
突起が左に側方
変位している
「前傾姿勢(おじぎ)をすると背骨・骨盤の変位、起立筋のアンバランスが顕れる」

下方向矢印

腰椎の側方変位からはこの様な筋肉のアンバランス
も検査しています(様々な筋肉の一例として)

大峰閣「骨格筋の形と触察法」より抜粋

―関連する症例―
腰痛、坐骨神経痛、股関節・膝関節の痛み
および変形、便秘、生理不順・生理痛・習慣性流産等々

Ⅳ-c.●身整式施術操作法(主なものを一部紹介)

人は手足を片側的に使うことによって、手足の歪み、体幹軸の歪みを形成します。身整式は手足の筋肉、体幹軸の筋肉を、反射法則に従って優しく操作し調整を施していきます。(苦痛を伴う矯正ではありません)どなたでも安心して受けられます。

1、体幹軸―重心制御系の調整法写真

胸郭呼吸筋群調整

胸最長筋、腰腸肋筋の調整

2、動的手足―重心制御系の調整法写真

[手の操作]
●前腕屈筋群の調整 ●前腕伸筋群の調整 ●肩関節、肘関節の屈伸調整
●三角筋操作 ●肩と肘の屈伸調整から腹膜の操作  
[足の操作]
●下腹部、腹斜筋の操作 ●膝と股関節の屈伸反射操作 ●股関節と坐骨を結ぶ筋肉の操作
     

実際の「身整式の手技」および「体操法」は従来の各手技療法から応用したとはいえ、筋反射に則したものに変化しているため、その技法内容は従来の各手法よりも大幅に改正されています。

実際には、上記の代替医療分野の学術をひとつひとつ学習するだけでも大変なことです。何十年もかかってしまうでしょう。
しかし「重心制御作用」を認識し、「身体の歪むメカニズム」とこれに伴う「筋反射の法則」の存在が分かったため、たくさんある手法の有効なところを一気に拾い上げていくことが出来た結果、応用は可能になったのです。
ゆえに、反対の側面から観ればこれが分からないと、弱い筋肉がどこで、強すぎる筋肉がどこなのか判別できないために適切な調整が難しいことになります。

昨今「筋肉のバランス」をうたう治療院は増えましたが、そもそも、この作用を発見したり、正しく理解するのというは今の常識で考えれば(基礎医学にある運動学的筋機能だけでは)とても難しいはずです。唯一この難解なものを可能に出来る手段が「合気道の稽古」なのです。

動的協調性を欠いたところが分かるという行為は、武道的に言えば「隙が分かる」ということと同義です。

例えば、合気道やスポーツの指導者が「無駄な力を抜きなさい」という表現をよく使うことがありますが、これは軸肢体(体幹)の上部、や四肢の肩、肘、膝の筋肉に入る余分な力のことです。

この無駄な力が重心制御作用を不安定にするために理想的な運動フォームが形成されないのです。これを慣れた人が指摘しているのです。動作に慣れ、自然に力が抜けるまで練習に参加させ根気よく待つしかない。慣れるにしたがって自然に抜けてくるものなのですが、どうしても個人差がある。抜けたときに「今の感じ」だよと言って、正しい動きを少しずつ認識させていく。全ては学習という行為によって可能になります。
偉大な脳外科医ペンフィールドの大脳の機能局在の図(下図)が示す通り、ヒトの身体の感覚配分は生まれながら偏っているのです。ゆえに身体学習によって協調性を身に着ける必要がある。こういう経験は人生において重要であると考えます。

身整式療法の規定
身整式療法士は、医療系国家資格を持つ基礎医学を修めたもので、身整式概念を3年以上かけて理解したものであり、抗重力―重心制御作用を正しく認識するために、合気道(合気会)の有段者でさらに怠りなく合気の稽古を継続している人物でなければならない。

現在身整式療法士は五上浩司 五上智之の二名

合気道研修館ブログ「抗重力ー重心制御作用」の合気道ブログ

インナーマッスルの膨張力による「主体的」抗重力・重心制御作用

アウターマッスル収縮力による「補助的」重心制御作用

インナーマッスル「膨張作用」による「主体的」抗重力・重心制御作用
1体幹軸・抗重力・重心制御作用(脊柱、肋骨、骨盤)体幹インナーマッスル
2四肢交差・抗重力・重心制御作用(手、肘、肩、足、膝、股関節)関節抗重力筋


アウターマッスル「収縮作用」による「補助的」重心制御作用
3体幹軸・重心制御(脊柱、肋骨、骨盤)・アウターマッスル(腸肋筋など)
4四肢交差・重心制御(手、肘、肩、足、膝、股関節)・アウターマッスル(上腕二頭筋・ハムストリングスなど)


骨格筋を四つの機能別に四つに分け、体の歪むメカニズムを体系化・身整式

手技療法の体系化 (身整式の手技療法)骨格のゆがみを正し、リハビリ訓練へ
「抗重力・重心制御作用」の筋反射系よって整復反応のメカニズムを解明、従来の手技療法(整骨法・カイロプラクティック・オステオパシー・長生術・操体法・モビライゼーションなどの効果があるときの整復反応を精査)を体系化


リハビリ訓練法・体操法の体系化
主体的であるインナーマッスルの膨張力を引き出す動作から開始されます。インナーマッスルは自律的な筋で姿勢維持・呼吸に関係します。ゆえに筋トレのときのように力を使っている実感の少ない筋機能です。
これまで、骨格筋は随意的であると説明されてきました。が、このように呼吸筋や姿勢維持筋(抗重力筋)は意図的でなくも機能せざるを得ない場面が多々あります。ゆえに丁寧に見ていくならば、体幹インナーマッスル抗重力筋は自律的に機能する割合が大きいという特徴があります。つまり膨張力は意図的(随意的)でない自律的な運動の仕組み(呼吸や姿勢維持反応)から引き出されます。
ここも医学では深く認識されていません。(合気道や柔道ではこれを体感する)
ここを見極めたリハビリ運動、側弯エクササイズ法になっているために身整式の体操法は実際に変形が改善し、痛みがある状態からでも安心して運動できるのです。


合気道では「真に、力を出すためには無駄な力を抜く」というように収縮力(意図的)を最小限にするための体の捌き方・身のこなしを稽古します。自律的な力一体化した動きが武術やスポーツにおいて重要なのです。
タイガー・ウッズも「飛距離を出すためには力を抜くことだ」と言っています。この矛盾したように聞こえる言葉の意味も、抗重力・重心制御作用から、ヒトの身体の筋機能が見えたとき、全く矛盾していないことが理解できるのです。